UI/UXデザインツール『Sketch』入門

8-2. Sketchのファイル形式「クラウドドキュメント」と「ローカルドキュメント」の違いと設定方法

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Sketchのファイル保存形式をクラウド版に設定し、クラウドドキュメントを作成する方法を解説します。また、ローカルドキュメントをクラウドにアップロードする方法もあわせて解説します。

公開日:2019/07/29最終更新日:2019/07/29

1.Sketchのファイル保存形式をクラウド版に設定する

Sketchのファイルは、通常の設定の場合、ローカル(自分のMac)に保存されます。設定を変更すると、クラウドで作成・保存することができます。

Sketchの[Preferences]から[General]タブを選択し、「New Documents」の項目をLocalからSketch Cloudに切り替えます。

[File]からファイルの作成・ファイルを開こうとすると以下のような項目が表示されます。

NewやOpenはクラウドからファイルを開くようになっています。

起動画面もクラウドでファイルを作成するように表示が切り替わります。

2.クラウドドキュメントとローカルドキュメントの違い

Sketchのバージョン56からは、クラウドに保存するファイルを「クラウドドキュメント」、ローカルに保存するファイルを「ローカルドキュメント」と呼ぶようになりました。

  • クラウドに保存されたファイル→クラウドドキュメント
  • ローカルに保存されたファイル→ローカルドキュメント

ファイルタイプの判別方法

クラウドかローカルか判別するには、ウインドウ上部のファイル名称の前に表示されるアイコンを確認します。

 

クラウドドキュメントのアイコン

 

 

ローカルドキュメントのアイコン

 

3.ローカルドキュメントをクラウドにアップロードする

一度作成したローカルドキュメントをクラウドドキュメントに切り替えることもできます。

ローカルファイルをアップロードするには、ウィンドウ右上にあるCloudのアイコンをクリックし、UploadボタンをクリックするとSketch Cloudにアップロードすることが出来ます。

この際、Personal(自分専用)か所属しているチームを選択することができます。

ローカルドキュメントをクラウドにアップロード

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