UI/UXデザインツール『Sketch』入門

7-1. プロトタイプを作成する

Sketchには、画面のレイアウト・装飾を作るだけでなく、「プロトタイプ」と言って実際にプログラムで実装するのに近い形で画面遷移やアニメーションを再現したものをつくることができます。「プロトタイプ」は、どのボタンを押すと、どの画面に移動することができるのかを伝えるために、UIデザインの成果物として求められるものです。

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公開日:2019/08/13最終更新日:2019/08/13

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1.プロトタイピング機能を使う前の準備

Skecth公式からサンプルデータをダウンロードする

このレッスンでは、Sketchが配布しているUIKitを使用して解説していきます。
まず、Sketchの公式サイトからUIのサンプルデータをダウンロードしましょう。リンクは以下のURLになります。

https://sketch.cloud/s/MyY5w

URLにアクセスすると図1のウィンドウが出てくるので、赤枠の「Download Document」からファイルをダウンロードしましょう。

図1 UIKit DL画面

ダウンロードしたファイルを確認

ダウンロードした「elements-ui-kit.sketch」を開きましょう。
今回はUIKitの中の赤枠の緑のFoodのUIKitを使用してプロトタイプを作成していきます。

図2 ダウンロードしたファイル

2.プロトタイピング機能の使い方

ボタンにリンクを追加する

リンクとは画面遷移先のことで、ボタンにリンクを追加することによって、そのボタンをクリック・タップすると次の画面に移動することができるようになります。

まずはボタンとなるレイヤーを選択します。

続いて右パネルの[PROTOTYPING]の右側にある「 + 」をクリックします。

Targetのプルダウンをクリックして、移動先となるアートボードを選択します。もしくは「+」をクリックした後に表示されるオレンジ色の矢印を、移動先のアートボードに載せてクリックすることでも指定することができます。

アニメーションを追加する

プロトタイピング機能では、画面が切り替わる際にアニメーションの演出を加えることができます。

Targetを指定後、Animationから種類を指定します。

アニメーションの種類は以下の5つです。

固定スクロール

固定スクロールとは、ヘッダーやフッターなどの一部の要素を、スクロールしないように固定しておくデザインのことです。

固定したいレイヤーを選択し、[Fix position when scrolling]にチェックを入れます。

以下のサンプルではフッターメニューに固定スクロールを指定しています。

3.作ったプロトタイプをプレビューする

先程作ったプロトタイプを動かすには図3の「Preview」ボタンを押します。

図3 Previewボタン

「Preview」を押すと図4のように先程作成したプロトタイプのウィンドウが開きます。
リンクを付けたボタンを押すと次の画面に遷移します。
このプロトタイプは、Sketchの作業画面でデザインを変更するとすぐに内容が反映されます。

図4 プレビュー

スタート画面を決める

プロトタイプを起動したときに一番最初に起動させたい画面を選択するには、図5のプロトタイプウィンドウの右上にあるフラグマークをクリックします。これにより次回「Preview」ボタンを押したときに必ずフラグマークを押した画面が最初に起動します。 

図5 スタート画面を決める

4.プロトタイピング機能のショートカットまとめ

最後にプロトタイピング機能のショートカットキーをまとめて紹介します。

  • レイヤー/グループにリンクを追加する : W
  • ホットスポットを追加する : H
  • プロトタイピングの表示/非表示切り替え : Control + F
  • Previewの表示 : Command + P

理解度チェック

UI/UXデザインツール『Sketch』入門

1. Sketchの概要とインストール

2. Sketchの基本操作

3. レイヤーリストの操作

4. ツールバーの操作

6. シンボル・オーバーライド・ライブラリーの使い方

7. プロトタイプの作り方

8. Sketchをチームで使う

9.料理写真投稿アプリを作ってみよう

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このレッスンの著者