UI/UXデザインツール『Figma』入門

4-7. テキストを編集する

テキストはUIを作る上で重要な項目の一つです。フォント設定・段落設定・その他の詳細設定の操作方法や設定を解説します。

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公開日:2019/08/23最終更新日:2019/08/23

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1.フォントの種類を設定する

フォントファミリー

デフォルトでは、作成するテキストレイヤーはすべて「Roboto」 フォントになります。

プロパティパネルの「Text」セクションのプルダウンメニューからフォントを選択できます。または、ラベルにフォント名を入力することで選択することが出来ます。

図1 フォントプロパティパネル

フォントスタイル

その後、使用するフォントスタイルを選択できます。 すべてのフォントには、独自のスタイルセットがあります。

例えば Robotoフォントには、 Thin・Light・Regular・Medium・Bold・Blackなどのスタイルが含まれています。

選択を行うには、図2フォントフィードの下にあるプルダウンメニューからフォントスタイルを選択することが出来ます。

図2 スタイル変更

フォントサイズ

フォントの大きさを変更します。 フォントサイズの単位はポイント(pt)です。

フォントサイズは、プロパティパネルのフォントスタイルの横にあります。サイズをプルダウンメニューから選ぶ、もしくは直接数値の入力を行います。

図3 フォントサイズ変更

2.段落設定

行の高さ

行の高さは、行間隔とも呼ばれ、段落内のテキストの行間の垂直間隔を調整することが出来ます。

行の高さは、プロパティパネルのTextセクションの図4のように設定するとが出来ます。

デフォルトでは、Autoに設定されていますが、数値を入力することで、値を決めることが出来ます。

ラベルには、「」または「px」の値を入力することが出来ます。

図4 プロパティパネル

行間隔は、マウスをラベルに置いて、スクラブすることも可能です。

図5 行間のスクラブ

文字間隔

文字間隔を調整することで、テキスト行、または段落内の文字間スペースの定義を行うことが出来ます。

文字間隔は、図6プロパティパネルのTextセクションの赤枠から設定するとが出来ます。数値を入力することで、値を決めることが出来ます。

図6 プロパティパネル

文字間隔は、マウスをラベルに置いて、スクラブすることも可能です。

図7 文字間隔のスクラブ

段落間隔

段落間隔を設定することで、段落間の距離を定義することが出来ます。段落間隔を調整することで、テキストの読みやすさを向上させることが出来ます。

図7プロパティパネルのTextセクションで、赤枠からテキストレイヤーの段落間隔を調整できます。

図8 プロパティパネル

段落間隔は、マウスをラベルにおいてスクラブを行うことが出来ます。

図9 段落間隔のスクラブ

段落のインデント

段落インデントを適用すると、 最初の行のテキストが右にオフセットされます。これによって、テキストが右に移動するため、段落のインデントは左揃えのテキストにのみ適用できます。

図10プロパティパネルのTextセクションで赤枠から段落のインデント設定を調整することが出来ます。段落のインデントは、ピクセル(px)値で指定します。

図10 プロパティパネル

段落のインデントは、マウスをラベルに置くことでスクラブすることが出来ます。

図11 インデントのスクラブ

3.高度なテキストプロパティ

サイズ変更

サイズ変更の設定は、テキストに合わせてテキストレイヤーを縮小または拡大することが出来ます。 設定を行うには、図12プロパティパネル、Textフィードの詳細設定の赤枠から設定を行うことができ、以下の3つの設定を使用することができます。

図12 プロパティパネル

左から順に説明していきます。

水平方向

すべてのコンテンツがテキストレイヤーの境界内に収まるように、テキストレイヤーの幅が自動的に調整することができます。
キーボードの「return」キーまたは「enter」キーを使用した場合にのみ、新しいテキスト行が作成されます。

図13 水平方向

垂直方向

テキストレイヤーの高さは、すべてのコンテンツに合わせて自動的に調整することができます。

図14 垂直方向

固定サイズ

新しいテキストが追加されても、テキストレイヤーの幅と高さの両方が常に一定になり、 追加のテキストは、テキストレイヤーの幅に合わせて折り返されます。

図14 固定サイズ

テキストの配置は、境界ボックス内でのテキストの分布方法を選択することが出来ます。
テキストレイヤーの水平方向と垂直方向の配置を調整できます。

図15プロパティパネルのTextフィードの赤枠から設定を行うことが出来ます。
また、「Align Justfiled」は、青枠テキスト詳細設定の中にあります。

図15 プロパティパネル

テキスト配置の種類は、左から、「左揃え」「中央揃え」「右揃え」「両端揃え」があります。

図16 テキスト配置種類

テキスト縦軸設定

垂直方向の配置は、y軸(縦軸)に沿ってテキストレイヤー内でテキストを配置する方法を定義することができます。テキストをテキストレイヤーの境界の上端または下端に揃えることができます。 

テキスト縦軸設定を行うには、図17プロパティパネルの赤枠から設定することが出来ます。

図17 プロパティパネル

テキスト縦軸設定には、3種類あり、左から「上揃え」「中央揃え」「下揃え」があります。

図18 テキスト縦軸設定

変換する

変換設定では、選択したテキストの大文字と小文字を変更できます。 これは、テキストを削除して再入力せずにフォントを切り替える場合に便利です。 

設定には以下の3つがあります。

  • 大文字 -「AB」アイコンで示される-テキストを大文字に変換します。
  • 小文字 -「ab」アイコンで示される-テキストを小文字に変換します。
  • 大文字化 -「Ab」アイコンで示される-すべての単語の最初の文字を大文字に変換します。

変換を行うには、図19プロパティパネルの赤枠の詳細設定から変換することが出来ます。

図19 プロパティパネル

装飾をつける

フォントスタイルの変更に加えて、テキストレイヤーに装飾を追加することもできます。テキスト装飾を適用すると、選択したテキストに打ち消し線や、下線をつけることが出来ます。

装飾をつけるには図20赤枠「Decoration」フィードから選択します。

図20 プロパティパネル

以下の2種類の装飾を使用できます。

図21 装飾種類

特徴

この機能を使用すると、選択したテキストに特定の装飾または処理を適用することができます。

機能は5つあり、「合字」「分数」「スモールキャップ」「下付き」「上付き」があります。
左から順に説明していきます。

合字

合字は、複数の文字を1つの文字に結合するように見える記号です。
欧文の「fl」や「fi」などで使用されることが多いです。

合字を行うには、適応したテキストを選択し、プロパティパネルTextフィードの詳細から図22の赤枠から適応することができます。

※使用するには、対応しているフォントを使用してください。全てのフォントが利用できる機能ではありません。

図22 プロパティパネル

 

図23 合字

 

分数

分数機能を使用すると、デザイン内で分数を使用することができます。
スラッシュで区切られた2つの数値を取り、それらから小数を作成することが出来ます。

分数化するには、「/」で区切られた数値のテキストを選択し、プロパティパネルTextフィードの詳細から図24の赤枠「1/3」と書かれているところから、適応することができます。

図24 プロパティパネル
図25 分数

スモールキャップ

All Small Caps機能を使用すると、既存の文字をSmall Capsグリフに置き換えることができます。

スモールキャップを行うには、テキストを選択し、プロパティパネルTextフィードの詳細から図26の赤枠「AA」と書かれているアイコンから適応することができます。

図26 プロパティパネル

スモールキャップは、大文字変換に似ていますが、Small Caps文字は大文字とは異なる比率を持ちます。

※スモールキャップグリフのサイズはフォントによって異なる場合がありますが、元のフォントのx高さ付近でレンダリングされます。

図27 スモールキャップ

下付き

下付き文字は、通常のテキストの少し下に表示される文字、数字、または記号を指します。 
例えば、化学式CO2などです。

下付き文字を適応するには、適応したいテキストを選択し、プロパティパネルTextフィードの詳細から図28の赤枠「A1」と書かれているアイコンから適応することができます。

図28 プロパティパネル

※下付き文字は全てのフォントが対応しているわけではなので、注意してください。

図29 下付き文字

上付き

上付き文字は、通常のテキスト行の少し上に表示される文字、数字、または記号を指します。 
例えば、冪乗などのX2などです。

上付き文字を適応するには、適応したいテキストを選択し、プロパティパネルTextフィードの詳細から図30の赤枠「A1」と書かれているアイコンから適応することができます。

図30 プロパティパネル

※下付き文字と同じように、上付き文字も全てのフォントが対応しているわけではなので、注意してください。

図31 上付き文字

数字

数字の設定は、数字が垂直方向か水平方向に分布する方法を設定することが出来ます。
図32 プロパティパネルのTextフィード「詳細設定」メニューの下部にある「Numbers:」から設定することが出来ます。

機能には、「Default Figure」「Proportional Lining」「Tabular Lining」「Proportional Old Style」「Tabular Old Style
の5つの設定があります。

※全てのフォントが対応しているわけではないので注意しましょう。

図32 プロパティパネル

Default Figure

下記の設定を行った際にフォントを元のデフォルトに戻したい場合に選択することで、デフォルトに戻すことが出来ます。

Lining/ライニング数字

ライニング数字を使用すると一貫した高さで数字がレンダリングされます。例えば、数値が単独で表示される場合、または、見出しのように大文字のテキストと一緒に表示される場合に一般的に使用されます。

図33 ライニング数字

Old Style/オールド数字

オールド数字を使用すると、様々な高さに数字がレンダリングされます。小文字とほぼ高さが揃ったオールドスタイル数字を適応することで、例えば、本文などに馴染ませる効果があります。

図34 オールド数字

Proportional

プロポーショナル数字は、さまざまな幅で数字をレンダリングします。 例えば、図38の数字の「1」は、数字の「8」よりも少ない水平方向のスペースを占有しています。また、プロポーショナル数字は、通常、テキストの行またはブロックに使用されています。

図35 プロポーショナル数字

Tabular 

等幅数字は、テキストを一定の幅で数字をレンダリングします。これは、同じ字幅で統一されている書体を指し、等幅数字は、プロポーショナル数字に比べてみると、垂直方向揃えやすいです。

図36 等幅数字

理解度チェック

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