コーディングなしのWebサイト作成『STUDIO』入門

2-6. ボックスの基本を知る(表示・レイアウト・重ね順)

    STUDIOで配置する要素のことを「ボックス」と呼びます。ボックスは表示・非表示を切り替えたり、デバイスサイズの変化に合わせてレイアウトを設定したり、重ね順を変更することができます。

    公開日:2019/04/07最終更新日:2019/04/07

    1.ボックスとは

    STUDIOでは、「ボックス」を組み合わせて階層化して、画面をレイアウトしていきます。

    画像やテキストなども「ボックス」です。ただ、階層化できるのは空(デフォルト)のボックスのみです。空のボックスで画面を構成し、その中にテキストや画像のボックスを配置していくことで、自由度の高いレイアウトを実現できます。

    自由度の高いデザインをSTUDIOで作成するためには、この「ボックス」でできること、必要な設定を理解する必要があります。

    2.デバイス別に表示・非表示を切り替える

    デザイン編集画面で配置したボックスについて、PC・タブレット・モバイルいずれかの画面で非表示にするよう設定できます。
    ※初期設定では全ての画面で表示されるようになっています

    ボックスを選択した状態で、画面左上の「表示」アイコンにカーソルを載せます。

    次の3つにチェックが入った状態になっています。

    • default(PC)
    • tablet
    • mobile

    このチェックを外すと、選択中のボックスが対象画面では表示されなくなります。

    3.レイアウトの配置方法を指定する(相対・絶対・固定)

    ボックスを選択した状態で、画面左上の「配置」の上にカーソルを乗せると、配置方法を選択するメニューが表示されます。

    表示される選択肢は2つです。

    1. 相対
    2. 固定または絶対位置

    選択したボックスがレイヤーの一番上の階層であれば固定、そうでなければ絶対位置が表示されます。

    相対

    親となるボックスに対してどのように配置するのか、縦横の2軸で指定できます。つまり、この2軸の指定と、親となるボックスのサイズ・位置によって相対的に配置場所が決定されます。

    並びの向き(縦)

    • 上寄せ
    • 中央寄せ
    • 下寄せ

    並びの向き(横)

    • 左寄せ
    • 中央寄せ
    • 右寄せ
    • 両端寄せ
    • 均等

    固定

    選択しているボックスを画面の左上へ固定(配置)します。相対では「マージン」が表示されている箇所が「位置」へと表示が変わります。

    絶対位置

    選択しているボックスを、親となるボックス内の左上へ配置します。相対では「マージン」が表示されている箇所が「位置」へと表示が変わります。

    4.重ね順

    ボックスの配置で固定・絶対位置を指定したり、マージンで - (マイナス)の値…いわゆるネガティブマージンを指定したりすると、複数のボックスが重なり一方が隠れる状態になります。
    この時、選択したボックスに「重ね順」の値を指定可能です。

    ボックスを選択した状態で、画面左上の「重ね順」にカーソルを乗せると、0〜5、そして-1〜3まで選択できるメニューが表示されます。数字が大きいほど上に重なります。値が同じであれば、レイヤーパネル(右サイド)で下にあるボックスが上に重なります。

    理解度チェック





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    4. STUDIO応用編



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