イラスト・ロゴ・名刺・ポスター制作『Illustrator入門』

1-6. Illustratorのファイル形式

ファイル形式とは、保存したファイルをどのように扱うか、どういう種類のデータを保存するかを決めておくルールのようなものです。Illustratorで扱えるファイル形式はたくさんありますが、グラフィックデザインでよく使う4つの形式を詳しく説明していきます。

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公開日:2019/06/26最終更新日:2019/07/22

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1.Adobe Illustrator(ai)形式

ai形式とは、Adobe Illustrator形式のデータのことです。Illustrator形式のファイルは拡張子が「ai」なので、ai形式もしくはエーアイデータ、エーアイ形式と呼ばれます。「ai」はAdobe Illustratorの略です

ai形式のファイルは「○○○.ai」というファイル名になっています。ai形式のファイルを開く場合、基本はIllustratorのソフトを使う必要があります。

ファイルを保存する際は「Adobe Illustrator(ai)」を選ぶとai形式で保存できます。

2.Adobe PDF(pdf)形式

Adobe PDF(pdf)形式とは、作成したaiファイルやepsなどのドキュメントが異なる環境下でも見ることができるように情報を保存できるように作られたファイル形式です。PDFでは印刷した場合、画面で表示された通りに出力することができますし、画像も文章も1つのページ内に収めることができます。「PDF」はPortable Document Formatの略です。

PDFは保存したいドキュメントに対して利用されており、商品マニュアルや申請書、地図、スライドやプレゼンテーションなどがよくPDF形式で公開されています。PDFは文章に注釈コメントを付けれたり、動画や3Dモデルを挿入することができます。

PDFを作成するにはIllustratorでも可能ですが、Acrobatや各アプリケーションによるPDF書き出し機能、プリンタドライバーなどの機能で作成することも可能です。

3.Illustrator EPS (eps)形式

Illustrator EPS (eps)とは、ポストスクリプトに準拠した記述のデータ形式のひとつです。EPSファイルは単ページの情報だけを持つことが基本になっており、Illustrator独特のアピアランス効果やレイヤーが含まれていれば、排除されます。「EPS」は、Encapsulated PostScriptの略です。

EPSは印刷機で出力しやすい形式ですが、以前は印刷業者に出稿するデータを「Illustrator EPS (eps)形式」保存することが基本でした。

4.SVG(svg)

SVG(svg)とは、JPEGやPNGのような画像(ビットマップデータ)ではなくIllustratorで扱われるベクターデータです。「SVG」はScalable Vector Graphicsの略です。

SVGは、Retinaディスプレイや高解像度ディスプレイなどで見た際の高解像度用画像を用意しなくてもキレイに表示されます。拡大縮小してもキレイに表示されるため、スマホやタブレットのようなタッチデバイスと相性が良いです。SVGはWebデザインの際、ロゴなどに多用されています。

ビットマップデータ 色のついたドットと呼ばれる点の羅列・集合として表現するデータ再現方式
ベクターデータ 画点の座標とそれを結ぶ線(ベクター、ベクトル)などの数値データをもとにして演算によって再現方式

 

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