1.モノクロによる効果について
モノクロ写真とは白と黒による階調で表現された写真のことを指します。写真をモノクロにすることで色の情報がなくなるため、被写体の形や構図などに目が行きやすくなります。
2.モノクロの例
では、実際にフルカラーの写真をモノクロにした写真の例を紹介します。
形をはっきり見せる
被写体の形を見せたい時にモノクロに加工することで、よりはっきりとした印象に仕上がります。
使用した写真
構図を見せる
モノクロ写真にすることでその写真の構図が際立ちます。
使用した写真
3.モノクロ写真の気をつけること
モノクロ写真は白と黒の階調であるため、ヒストグラムが中間調に集中しているとぼんやりとした印象の写真となり、見せたい対象に目線が行きにくくなってしまう可能性があります。
そのため、レベル補正やトーンカーブ等を利用して黒いところは黒く、白いところは白く、とメリハリをつけてあげることが必要になります。
4.まとめ
写真をモノクロにした際の効果や気をつけることを紹介しました。
実際にモノクロにする方法やレベル補正・トーンカーブについてはchot.designのPhotoshop入門に一部紹介していますので、是非実践してみてください。