はじめてのデザイン 〜デザインの基本・考え方〜

3-3. 色の分類

色は「無彩色・有彩色」大きく2つに分けることができます。また、暖かさを感じる「暖色」や冷たさを感じる「寒色」といった色の感じ方によっても分類することができます。 このレッスンでは色の分類について解説します。

  • デザインの考え方

公開日:2019/10/24最終更新日:2019/10/24

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1.無彩色と有彩色

色は、彩度の有無で大きく2種類に分けることができます。
白・黒・灰色などの色みのない無彩色と、赤・黄・青などの色みのある有彩色です。

無彩色(色味のない色)

無彩色は、白と黒とその中間色のグレーなど、色みのない色のことを表します。
色の三属性の「色相」「彩度」がない色のことです。

有彩色(色味のある色)

有彩色は、少しでも色みのある色のことを表します。

2.純色・清色・濁色

有彩色はさらに「純色(じゅんしょく)」「清色(せいしょく)」「濁色(だくしょく)」に分類できます。

純色

純色は、赤・黄・青などの各色相で最も彩度が高い色を表します。

清色

清色は、純色に「白だけor黒だけ」を加えた色を表します。
純色に白だけを混ぜ合わせたパステル調の明るい色を「明清色(めいせいしょく)」、純色に黒だけを混ぜ合わせた暗い色を「暗清色(あんせいしょく)」といいます。

濁色

濁色(中間色)は、純色に「灰色」を加えた色を表します。
灰色を混ぜるとだいたい濁ったような色になるので「濁色」と呼ばれています。

同じ色味の配色でも、純色・清色・濁色でイメージが違ってきます。

  • 純色:ビタミンカラーで健康的
  • 明清色:パステルカラーで明るく軽いイメージ
  • 暗清色:ダークカラーで格式のある落ち着いたイメージ
  • 濁色:トーナルカラーで穏やかさや控えめなイメージ

同じ色の組み合わせでも感じ方が変わるため、純色・清色・濁色を使い分けることが大事になります。

3.暖色・寒色・中性色

色の中には暖かさを感じる暖色(だんしょく)、冷たさを感じる寒色(かんしょく)、どちらにも属さない中性色(ちゅうせいしょく)があります。

暖色

赤、オレンジなどの暖かさを感じる色

寒色

水色、青、青紫などの冷たさを感じさせる色

中性色

暖色・寒色どちらにも属さない黄緑、緑、紫などの色

暖色系の色は食欲や購買意欲を高める効果があると言われているため、食品系の広告などに使用されることが多いです。

また、寒色系の色は血圧や心拍数を下げ興奮を鎮めたり、食欲を抑制させる効果があるとされています。

4.まとめ

色は大きく分けると無彩色と有彩色の2つに分けることができます。
さらに有彩色は「純色・清色・濁色」に分類できます。

また、色彩心理学による色の感じ方で暖かさを感じる色と冷たさを感じる色があります。
例えば部屋の壁やインテリアを暖色でまとめた部屋と、寒色でまとめた部屋では体感温度が変わってくるくらい色が与える影響は大きいのです。

色の知識をたくさん身につけて、デザイン制作に活用していきましょう。

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このレッスンの著者