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はじめてのデザイン 〜デザインの基本・考え方〜

3-5. 色の見え方

色には膨張色と収縮色という、他の色と比べた時に広がって大きく見える色や逆に小さく見える色があります。 他にも進出色と後退色といった飛び出て見える色や奥まって見える色というのも存在します。このレッスンでは色の視覚効果について解説します。

  • デザインの考え方

公開日:2019/11/29最終更新日:2019/11/29

1.色の大きさ「膨張色と収縮色」

同じ大きさの物でも色によって大きく見えたり小さく見えたりするものがあります。

膨張色

同じ面積でも他の色より広く大きく感じる色を膨張色といいます。

白やパステルカラーのような明るい色・暖色系の色は、膨張して本来の大きさよりも大きく見える特徴を持っているため狭いスペースでも大きくみせたいときに活用できます。

収縮色

同じ面積でも他の色より狭く小さく感じる色を収縮色といいます。

黒や明度の低い暗い色・寒色系の色は、収縮して本来の大きさよりも小さく見える特徴を持っているので少しでも小さく見せたいときに活用できます。

膨張色と収縮色の例

囲碁の碁石は、「白石が直径21.9mm」、「黒石が直径22.2mm」で作られています。これは白石と黒石を同じ大きさにすると白石の方が大きく見えてしまい、基盤上で白が有利に見えてしまうからです。

白は大きく見える、黒は小さく見えるという性質を踏まえ、同じ大きさに見えるようにサイズが調整されています。

2.色の距離 「進出色と後退色」

色には距離が近く手前に見える色と、反対に遠く奥まって見える色があります。

進出色

前に出て見える色を進出色といいます。

赤や黄色、橙などの暖色なおかつ明度の高い色は前に出て見えます。

後退色

奥に引っ込んで見える色を後退色といいます。

青や紫などの寒色なおかつ明度の低い色は、実際より後ろにあるように見えます。

進出色と後退色の例

交通事故率の高い自動車の色は、青色という統計があります。

青は後退色で実際の距離よりも遠く感じてしまうため、他の色の車よりも事故が多くなる可能性は高くなります。

3.まとめ

色によって膨張・収縮、進出・後退して見えるものがあります。

例えば、進出色と後退色を組み合わせると空間に奥行きを出すことが可能です。

デザインで配色に困ったときは、このような知識を使って色を選ぶことも大切です。

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このレッスンの著者