1.Webサイト
WebサイトとはWebブラウザを使って表示されるものです。URLと呼ばれるインターネット上の住所のようなものを指定することで表示されます。一つ一つのページをWebページ、それらの集まりをWebサイトと呼びます。
2.アプリケーション
アプリケーションはデバイス内のOS上にインストールして利用するソフトウェアを指します。アプリケーションは「アプリ」と略されて言われることが多いです。
スマートフォンやタブレットの登場により、アプリケーションは身近に触れられる存在になっています。
3.Webサイトとアプリケーションの違い
ではWebサイトとアプリケーションにはどのような違いがあるのか、いくつか紹介します。
インストールの有無
WebサイトはWebブラウザがあればすぐアクセスが可能です。しかし、アプリケーションはインストールをしない限り利用することはできません。そのため、Webサイトの方が手軽に利用できると言えるでしょう。
デバイス・OSの違いによる実装の難しさ
WebサイトのUIや機能はデバイスやOSの影響を受けにくく、様々なデバイスやOSでもUIや機能の統一性を保つことができます。
一方、アプリケーションはデバイス・OSによって大きく影響を受けます。「2-3. OS」で挙げたOSごとにUIパーツの見た目や配置が異なることから、特にUIは大きく影響を受けると言えます。また、OSによって開発言語も異なります。そのため、UIや機能の統一性を図ることにおいて、Webサイトよりもアプリケーションの方がハードルが高いと言えます。しかし、そのハードルをクリアすることで、デバイスやOSごとに最適化され優れたアプリケーションを生み出すことができます。
処理速度
Webサイトはインターネットの通信速度やデータ量の影響を大きく受けます。一方、基本機能や情報をデバイスに保持することのできるアプリケーションは、Webサイトに比べて通信量を軽くすることができます。そのため、ユーザーを待たせることなく快適に機能やサービスを提供することが可能です。
4.Webサイトとアプリケーションの使い分け
サービスを提供する際、Webサイトとアプリケーション、どちらがいいのか悩むことがあるかと思います。
- ターゲットは誰なのか
- どんなサービスやコンテンツを提供するか
- 使用するタイミングはどのような時か
など、どのような体験をさせたいかで決めると良いでしょう。
場合によっては、Webサイトとアプリ両方で展開するということもあるでしょう。
5.まとめ
このようにWebサイトとアプリケーションにはそれぞれに特徴があります。その特徴を意識して最適なUIデザインをしましょう。
