1.AndroidのUIコンポーネント
Androidにはマテリアルデザインと呼ばれるデザインシステムで構築されたコンポーネントが用意されています。その一部について紹介します。
アプリバー(アクションバー)
アプリバーはそのアプリの機能を呼ぶためのナビゲーションや検索機能などを格納したコンポーネントです。アプリバーには画面下にあるパターンと上にあるパターンがあります。
画面下にある場合、よく使われる操作を呼び出す際に用いられるフローティングアクションボタンを含むこともあります。
ボタン
ボタンはユーザーが実行したい操作を実現するためのコンポーネントです。Androidでは大きく通常のボタンとフローティングアクションボタンの2種類があります。
チェックボックス
チェックボックスはリスト内にある複数の項目をオン/オフするためのコンポーネントです。
チップ
チップは情報の入力や選択、絞り込みなど様々なところで利用されるコンポーネントです。チップには以下のように4つの種類があります。
- Input chips(入力に用いられるチップ)
- Choice chips(選択に用いられるチップ)
- Filter chips(絞り込みに用いられるチップ)
- Action chips(アクションを行う際に用いられるチップ)
ダイアログ
ダイアログは重要なことをユーザーに伝えたり、決定を求める際に用いられるコンポーネントです。
ナビゲーションドロワー
ナビゲーションドロワーはアプリの機能を複数提供するためのコンポーネントです。
ラジオボタン
ラジオボタンはリストの中から1つオプションを選択する際に用いられるコンポーネントです。
ボトムシート
ボトムシートは画面下に表示され補助的な機能を呼び出す際に用いられるコンポーネントです。
スライダー
スライダーは値の大小を調節する際に用いられるコンポーネントです。音量や明るさの調整などに使用されています。
スナックバー
スナックバーはアプリが実行した、または実行する予定の行動を示すメッセージを表示する際に用いられるコンポーネントです。
スイッチ
スイッチは項目のON/OFFを切り替えるコンポーネントです。
2.まとめ
このようにAndroidには様々なコンポーネントが定義されていますので、そのコンポーネントを利用してUIをデザインしてみましょう。詳細については公式のドキュメントがありますので、読んでみると良いでしょう。