アイコン制作テクニック

ビルアイコンを作ってみよう

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このカリキュラムではAdobe Illustrator CCを使って、「ビル」のアイコンを制作していきます。窓や入り口は型抜きした状態で仕上げていきます。

公開日:2019/10/28最終更新日:2019/10/28

1.手順

このレッスンではビルのアイコンを作って行きます。必要なのは四角いオブジェクトだけなのでとっても簡単です。

作り方の流れは、以下のようになります。

  1. 必要なオブジェクトを用意する
  2. 窓を増やして配置する
  3. 入り口を配置する
  4. パスファインダで加工する

2.必要なオブジェクトを用意する

Illustratorで新規ファイルを作成したら、長方形ツールでオブジェクトを作成します。2-2. 長方形ツールや楕円形ツール(図形)の作成を参考に「長方形ダイアログ」でオブジェクトを作成しましょう。今回は130x180の長方形を作成します。土台はこれで完成です。

次は窓を作成します。せっかくなので先ほどとは違う方法でやってみましょう。

  1. ツールバーで選択ツール(V)に切り替える
  2. 先ほど作成したオブジェクトを選択してコピー&ペースト
  3. 変形パネルで数値を入力(20x10)

これで窓のオブジェクトができました。後ほど複製するので1つだけでOKです。入り口も同じ要領で作っておきましょう。

3.窓を増やして配置する

土台、窓、入り口のレイヤー順を以下の図のようにしておきましょう。

以下の手順で窓を増やしていきます。

  1. 窓のオブジェクトを選択
  2. 個別に変形(Shift +option+⌘+D)
  3. 水平方向に+30
  4. コピー
  5. 変形の繰り返し(⌘+D)で増やす

 

これで横一列の窓ができましたね。

 

今度は横一列の窓を縦に増やしていきます。
先ほどの方法を応用すればできるので、動画だけ貼っておきます。がんばって!

4.入り口を配置する

窓の配置が終わったら入り口を配置します。
フリーハンドでもできますが、今回はキーオブジェクト整列を使って配置してみましょう。

  1. 「土台のオブジェクト」と「入り口のオブジェクト」を選択
  2. もう一度土台のオブジェクトを選択(キーオブジェクト化)
  3. 整列パネルで「水平方向中央」「垂直方向下」に整列させる

これで入り口のオブジェクトが配置できました。

5.パスファインダで加工する

素材サイトからビルアイコンをDLしたら、窓が型抜きされていなくて困ったことはありませんか?窓の塗りを変更してもいいですが、毎回同じことをするのは効率が悪いので、型抜きしましょう。

  1. 窓のオブジェクトと入り口のオブジェクトを選択する
  2. パスファインダー > 合体
  3. 全てのオブジェクトを選択
  4. パスファインダー > 前面オブジェクトで型抜き

これで完成です。
窓と入り口を型抜きすることで、様々な背景に対応できます。

6.まとめ

お疲れ様でした!今回は以下の機能が鍵になります。

  • 個別に変形
  • キーオブジェクト
  • パスファインダー

基本的な機能ですが、応用することで効率的に作業ができます。
ひとつずつ覚えていきましょう。
 

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