はじめてのWebデザイン『HTML・CSS』入門

2-9. ナビゲーションであることを示すタグ(nav)

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Webサイト上にある目次・メニューのことを「ナビゲーション」と呼びます。HTML5にはナビゲーションであることを示す専用のタグ「nav」が用意されています。

公開日:2019/05/08最終更新日:2019/05/08

1.ナビゲーションとは何か

Webサイトには他のページへのリンクをまとめた目次・メニューのようなものが頻繁に登場します。これはナビゲーションと呼ばれ、大きな全体の目次はグローバルナビゲーション、副次的な目次をサブナビゲーションと呼びます。

ナビゲーションには専用のタグ「nav」が用意されており、このnavタグで該当箇所を囲うことで、そこがナビゲーションであることを示すことができます。

2.ナビゲーション:navタグの使い方

ナビゲーションはハイパーリンクを束ねたような要素になります。全体をnavタグで囲い、各ハイパーリンクを箇条書きのタグul,liで囲うのが通例です。

※箇条書きのタグul,liの解説

<nav>
  <ul>
    <li><a href="top.html">トップ</a></li>
    <li><a href="about.html">このサイトについて</a></li>
    <li><a href="howto.html">このサイトの使い方</a></li>
  </ul>
</nav>

3.ナビゲーションをindex.htmlに記述する

index.htmlの<header>〜</header>の中にある<p>〜</p>に続いて、ナビゲーションを挿入してみましょう。

<header>
  <h1>HTML5の使い方</h1>
 <p>HTML5がどのように使われるか説明します。</p>
  <nav>
    <ul>
      <li><a href=”top.html”>トップページ</a></li>
      <li><a href=”about.html”>このサイトについて</a></li>
      <li><a href=”howto.html”>このサイトの使い方</a></li>
    </ul>
  </nav>
</header>

以下のようにブラウザで表示されます。

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はじめてのWebデザイン『HTML・CSS』入門

1. HTMLとCSSを学ぶ準備

2. HTMLの基礎知識

3. CSSの基礎知識



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