UI/UXデザインツール『InVision Cloud』入門

1-2. InVisionの料金体系は?無料〜有料プランまで解説

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InVisionにはいくつかの料金プランがあり、それぞれ出来ることが限られてきます。制作・開発の体制に合った適切なプランを選びましょう。

公開日:2019/04/07最終更新日:2019/04/07

1.無料で使えるフリープラン

InVisionは無料で使い始めることができます。InVision内では「FREE」というプランになります。フリープランではプロトタイプ形式のプロジェクトは1つまで、その他のボード・フリーハンド形式のプロジェクトは無制限で作ることができます。プロトタイプのプロジェクトをアーカイブもしくは削除すれば新しいプロジェクトを立ち上げることができますが、あまりおすすめの使い方ではありません。

2.お試し用のスタータープラン

InVisionの中で一番安い有料プランがこの「STARTER」プランです。月額15ドル(年間割引で13ドル、24ドルお得)で利用できます。プロトタイプ形式のプロジェクトを3つまで、その他のボード・フリーハンド形式のプロジェクトは無制限で作ることができます。 1人〜5人未満で小規模のプロジェクト開発の場合、こちらのプランがおすすめです。

※料金表にはボードは3つまでと書いてあるのですが、なぜか無制限に作れてしまいます…

3.個人・小規模なチームで使うならプロフェッショナルプラン

InVisionの中でも標準とされるプランがこの「PROFESSIONAL」プランです。月額25ドル(年間割引で22ドル、36ドルお得)で利用できます。すべての形式のプロジェクトを無制限で作ることができます。

4.法人・大人数での活用にはチームプラン

5人以上の大人数での利用には「TEAM」プランが適切です。5人分が月額99ドル(年間割引で89ドル、120ドルお得)で利用できます。プロジェクト作成が無制限の他に、5人までの「チーム」を作成することができます。チームというのは会社でいうところの部署のようなもので、「デザイン部」や「EC事業部」などの括りで活用すると良いでしょう。

5.謎に満ちたエンタープライズプラン…!

実は筆者はこちらのエンタープライズプランを利用している現場にお目にかかれたことがありません。なので実態は不明です。もしご利用されている方がいらっしゃったら情報提供を頂きたいです。

料金表にはセキュリティの強化と複雑な権限管理に対応していることが記載されています。大企業でもこのような機能がついていると導入しやすくなりますね。

その他にもエンタープライズプランを利用している方向け限定の機能や、先行して新機能が提供されているという噂を耳にします。

6.支払い方法について

支払いはカード払いでVISA・MASTER・AMERICAN EXPRESSに対応しています。法人によっては請求書払いで行いたいという会社もあるかと思いますので、その場合はエンタープライズプランで問い合わせて見ると良いかもしれません。

※エンタープライズプランについて問い合わせると、InVisionのセールスチームからオンラインミーティングのセッティング依頼が来ることがあります。もちろん英語になりますので、通訳できる方を交えて対応しましょう。

7.受託開発の場合、どのプランを選ぶべきか

ここまで料金プランを紹介してきましたが、有料プランを利用しなければならないのはあくまで編集権限が必要な方のみです。プロトタイプのレビュー・コメントについては無料アカウントでも利用することができます。

例えば受託開発の場合、クライアント先と制作・開発会社のどちらが有料アカウントを取得すべきかという話になるかと思います。

納品物にプロトタイプが含まれていない場合

この場合は制作・開発会社側で有料アカウントを取得したほうが話がスムーズでしょう。(その分の料金はある程度見積もりに含めたほうが良いと思います)

納品物にプロトタイプが含まれている場合

最近はクライアント先と制作・開発会社が共同でプロトタイプを作るというパターンも増えてきました。そのためクライアント先にプロトタイプを成果物として納品するということがあります。

InVision自体にはプロジェクトを移譲する機能がついていますが、プロジェクトへの招待などの権限管理も含めて考慮すると、クライアント先が有料アカウントを作成して制作・開発会社に渡して使ってもらうというやり方がベターです。

それでは料金プランについて理解できたら、さっそくアカウントを作ってみましょう!

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