1.サイトに必要な情報・ページを書き出してみよう
まずはサイトに必要なコンテンツや情報を書き出して見ましょう。
例えば企業サイトを作る場合、下記のようなコンテンツが必要になるかと思います。
ここでは「Web制作会社の企業サイトをつくる」ことを前提に考えて見ましょう
- 企業情報
- 事業内容その1(企業サイト制作)
- 事業内容その2(LP制作)
- 制作実績
- 料金プラン
- 代表の挨拶
- 会社概要
- 社員紹介
- ブログ
- 沿革
- お問い合わせページ
下の図のようにホワイトボードなどに付箋でページごとにバラバラに掲載していくとオススメです!
場所を移動したり、いらないページをどかしたり柔軟に変えられるからです。
この時のポイントは下記の通りです。
- 重複などは気にせず、とにかくドンドン「数」を出す
- ページの内容までは、細かく考えなくてもOK
- できれば、みんな(複数人)で書き出す
もし煮詰まった場合は競合他者のWebサイトや別業界で「あの会社いいな」と思っているサイトを参考にしてみましょう。思いもよらなかったアイデアが得られることが多いです。
Webの良さは「アウトプットが公開されている」ことです。良いと思った事例は積極的に取り入れていくのが重要です!
2.書き出したページを整理してみよう
ある程度サイトに必要なページを書き出せたら、次は整理を行うフェーズです。
書き出したページをうまく、グルーピングできるカテゴリを考えて整理して見ましょう。
この時のポイントは以下の通り
- 新しく必要なページを思いついたら、追加してOK
- 逆に不要だと判断したら、削除してOK
- 1つのページを複数のカテゴリに、またがらせない
- どのカテゴリにも属さないページは別に分けておく
複数のカテゴリに入ってしまいそうなページは、内容を分けるとGoodです。
どうしても整理できない場合も、思い切って1つのカテゴリに入れてしまいましょう。
3.ページの階層を決めよう
最後にカテゴリやページを、サイトマップのように階層に分けましょう。
「書き出したページを整理してみよう」で作ったカテゴリはいわゆる「一覧ページ」の役目を果たします。
先ほど作った「企業紹介」「事業紹介」などのページは第2階層に、一番最初に付箋でつくった「会社概要」「沿革」などは第3階層にして、簡易サイトマップを作成してしてみます。
上記のようなサイトマップになりました。
ここで1点だけ注意点。
第2階層のページは必ず「サイトマップに入れないといけない訳ではない」ということです。
例えば、事業紹介に関するページ。
事業に関するページが5ページと分量が多く、まとめきれない場合は「事業紹介」のような目次ページを作成するのがオススメです。
逆に企業紹介など、関連するページが少ない場合は無理にページにしなくても大丈夫です。
これで簡易版のサイトマップの完成です!
10ページや20ページ程度の小規模サイトなら、こちらのサイトマップで十分機能します。
(実際、私も小規模サイトの制作の提案時に上記のサイトマップをよく利用していました)
しかし、数十ページや100ページなどの中規模・大規模サイトには限界があります。
次回は、ここで作った簡易版サイトマップをエクセルに落とし込むテクニックをご紹介します!