1.Wrikeには5つのライセンスタイプがある
Wrikeのユーザーライセンスには、上から、コラボレーター、外部ユーザー、正規ユーザー、管理者、オーナーの5つのタイプがあります。
後に細かい権限の違いをご紹介しますが、ざっくりとした理解としては以下のようです。
コラボレーター
ゲストユーザー的な無料ライセンス。
共有されたタスクやプロジェクトの閲覧が可能。編集はできないがコメントはできる。
アカウントごとにコラボレーターの招待数には上限があり、有料アカウント数の15%(最大20人)までとなっている。
外部ユーザー
タスクやプロジェクトの追加・編集が可能。ただし、ユーザーの招待や共有はできない。
正規ユーザー
タスクやプロジェクトの管理が可能。Wrikeを使用する上で基本的なことは可能。
管理者
正規ユーザーのできることに加え、ユーザーグループの追加やワークフローの追加・編集、ユーザーライセンスの変更などアカウント全体に関わる設定変更をすることができる。
オーナー
管理者に加え、支払情報の変更や請求プランの変更など、支払・請求周りの権利をもちます。
2.ライセンスタイプ別の権限
ライセンスタイプ別の権限は、以下のように異なります。
コラボレーターに表示される内容
前述の通り、無料のコラボレーターは共有されたタスク、フォルダー、プロジェクトの閲覧は可能ですが、作成・編集はできません。
下記はコラボレーターライセンスで表示される画面です。
3.Tips:受託制作会社でのライセンス使い分け
最後に参考として、筆者の所属している受託制作会社でのライセンス使い分けについてご紹介します。
20名弱の制作部署で、Businessプランを20名で契約しています。
ざっくりいうと、マネージャーリーダークラスが管理者、メンバーが正規ユーザー、パートナーさんがコラボレーターという感じです。
こうやって見てみると、「外部ユーザー」が0なんだ・・・という感じがしていますが、基本的にはこのやり方でうまくいっているという印象です。
ちなみにコラボレーターにクライアントは含まれていません。
本当はクライアントも含めた共通のタスク管理としたかったのですが、内部的なクライアントに見られたくないタスクもあり、タスク単位で共有を振り分けるのが面倒だったのでこのような状態です。
以上、ライセンスについてでした。