デザイナーの社内評価は何から上がりますか?
例えば営業だと個人売上やノルマ達成で評価されるイメージがあるのですが、
デザイナーは何だろうと気になり質問します。
回答
組織によって様々ですし、スタートアップをはじめとした若い企業だと半年、一年で評価制度が変わることがあります。
ある企業ではアートディレクターのような方がいて、その方のデザインレビューが評価に直結するという場合もあるそうです。他にも制作の目標が定められているところもあります。売り上げにコミットしている組織もあります。
最近は OKR のような中長期を見据えた評価制度を取り入れているところもあります。OKR だと抽象度の高い仕事の目標設定と評価がしやすいのがメリットです(OKR 自体の設定が難しいのは別として)。OKR もそうですが、組織にどう貢献できたかという結びつきがないといけないと思います。それは売上だけでなく、組織の環境をどう良くしたかといった部分も含まれますが、いずれにせよ目標と評価の仕方を事前に設計・準備は必要ですね。
少し定性的な話になってしまうことを了承して上で、ご覧いただけると嬉しいですm(_ _)m
広告事業や適切なA/Bテストを課しているサービスや組織だと、その実績および要因をデザイン起因で説明できると、評価はあがりやすいのかなと感じています。
逆にそれ以外になると、営業が作成した資料をより読みやすくしたり、組織としての目標を噛み砕けるようにビジュアル化してわかりやすくしたりと、そういった小さな取り組みなどで評価向上の地盤が築かれていくのかなと思っています。
爆速で評価を上げたいのであれば、売上、利益などの定量的な部分でのデザイン改善が早いかもしれません。
社員である場合と派遣やフリーランスである場合とではまた違ってくると思います。
個人的な経験で言うと、非社員の経験ですと「スピード感」が一番大事です。
いくら良いデザインでも時間をかけると人件費の方が上回ってしまうため、何よりスピードを重視されてきました。
例えばバナーだと1点1時間以内、LPだとワイヤーからデザイン、コーディングまで含めて3日〜1週間以内など。
評価はあまりされませんが、時間がかかるとクレームを入れられるか、契約終了の引き金になります。社員さんの場合だと、印象としては「ディレクション能力」が大きく査定の評価になっているのではという風に見えました。クライアントの要望をしっかり叶え、不具合があった場合も素早く社内外に伝達し、エンジニアとの均衡も保つ能力でしょうか。
デザインスキル自体や個人的な売上感はどのように見られているのかわかりませんが、スケジュールが押しそうな時のデザイナーのピリピリ感は伝わってくるので、やはり社員でも「納期厳守」が評価軸として大きいのではと思いました。
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