ポートフォリオって何を作れば良いんですか?
未経験でWebデザイナーを目指している者です。就職活動にポートフォリオが必要というのを知ったのですが、何をつくればいいんでしょうか?みなさんがどんなポートフォリオで就職できたか教えてほしいです。
回答
僕はグラフィックデザイナー志望→制作会社に入社なのですが、
大学での自信のある課題やアルバイトや個人的なお手伝いや請負での実績を製本して郵送していました。
紙媒体やパッケージを扱う業種なので、紙の質感や製本方法(手縫いの平綴じ)など外装にもこだわったりしていましたねb未経験でWebデザイナーですと、実績などが少ない状況が悩みポイントだと思うので、
- Daily UI、Cocoda!などの課題をやってみる
- 自分の好きなデザインのトレース
- カフェやショップなどの実際のお店を想定した架空のお店のWebデザインといったものを作ってみて、これに加えて作品ごとに、
- 制作時間()
- 概要(何に使われたのか、学校の課題か)
- コンセプト(何を考え、どういった気持ちでデザインをしたか)
- 気づき(※トレースや課題の場合。作ったことで何を得たかを伝える)をテキストで添えると良いと思いますb
もし良かったら、ご質問にまつわるnoteも書いているので合わせてお読みいただけると良いかもですb
https://note.montblanc.design/n/n1a33616aa1d7ポートフォリオが何のために必要だと思いますか?
雇う側は下記のようなことを考えています。
・自社の文化に合うかどうか
・求めている役割を果たしてくれそうか
・即戦力になるまでどれくらい掛かりそうか
・伸び代がどれくらいあるかもちろん企業によって求めているものと優先順位は異なりますが、ポートフォリオが活きるも死ぬも、いかに雇う側の立場を考慮して作られているかにかかってきます。果たして『作品』がたくさん並んでいることが雇う側が見たいもなのかどうか ... ということですね。
あと、これは個人の経験からの意見になりますが、100 個の習作より 1 つの案件をもって完成させていることのほうが圧倒的に就職に有利だと思っています。その理由は以下の 4 点。
・習作は理想型が多くリアリティがない
・案件という制約の中で作りきっている経験は業務にすぐ活かせる
・案件はクライアントと話すなどデザイン業務以外のことも学べる
・案件のプロセスを記録してまとめておくと、何ができるか具体的に分かるどうやって案件をとるのですか?という話になると思いますが、私は行きつけのカフェのホームページを無料で作るという経験がスタートになっています。経験がないときは無料で始めるのも手段です(交渉してお金がもらえるならそれでも良いと思います)。実体験は書籍や学校では教えてくれない『デザイン業務のリアル』を味わうことができるので、就職後の仕事の仕方にも良い影響を及ぼすと思います。
職種によって必要なポートフォリオは変わってくるんですが、働きたいと思うような職種関連のデザインを作ればいいともいます。
ちなみにbehanceはお勧めします。
海外ユーザーが多いですが、管理しやすくて、数も多いので。
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