はじめてのデザイン 〜デザインの基本・考え方〜

5-1. 写真・画像が果たす役割について

広告やWebサイトのデザインにおいて、ユーザーの興味を引くために効果的に使われるのが写真やイラストのような画像です。写真やイラストのテイスト・クオリティなどはデザインする上で重要な要素です。

  • デザインの考え方

公開日:2020/02/26最終更新日:2020/02/26

1.写真や画像は、どんな媒体でも作り手と受け手の架け橋的役割

デザインにおいての写真や画像は、どんな媒体でもその伝えたい内容のタイトル的な役割を担います。

デザインの中には テキスト・画像・レイアウト・色、質感があります。これらを人間が認識できる順番に並べると、どのような順番になるでしょうか?多くの人間は興味がない事に自分の時間を使いたいとは思いません。

ですので、広告やWebサイトを見た時、そのデザインが自分にとって興味があるかどうかを素早く判断する為に、 まずは色・画像・そして文字か質感の順番で見ています。

画像がある広告は、画像が無い広告に比べて、比較的手に取ってもらいやすくなります。現代人は非常に多くの情報に接しており、ひと目で興味が惹かれる見た目のものでないと、なかなか手にとってじっくりと読んでもらえることがありません。そんなときに作り手と受け手(ターゲット)の架け橋的な役割を持つのが写真や画像になります。受け手にまず興味がある内容かどうか判断してもらう為に、 内容をくみ取ったわかりやすい画像を入れるのが効果的です。

2.ターゲットを意識して写真を用いるバナーの事例

例えば化粧品の広告に興味を持ってもらう為には、 どんな画像を入れたらいいと思いますか?

一般的に、ターゲットのユーザー層と共通の要素があることで、興味をもってもらいやすくなると言われています。

今回はシミ消しクリームのバナーを作る事とします。そしてターゲットを美意識の高い30歳前後の女性とします。

知っている顔にはもっと興味を持ちます。中でも嘘が付けず、ズバズバ言う有名人が「このクリームはオススメです!」 なんて話しをしたら、皆どんなクリームなのか興味を持ちます。

ただ広告の予算には限りがありますので、安易に有名人を起用することはできません。今回はフリー素材のサイトから30歳前後の女性の写真を用意しました。
 


出典:photo ac
モデルさんは30才前後の女性が喜んでいる画像。背景が白系。手を肌に添えている。
文章だけの広告と違い、上の写真が入るだけで、 美容の広告なんだなと一瞬で理解してもうらう事が可能です。

テキストのみで作ったバナー

画像もいれて作ったバナー

比べて頂くと分かりますが、どんな商品なのか、
どんな効果が画像が入る事によってより目を引き、 狙ったターゲット層に伝わるようになります。

3.属性を表現するための画像の使い方

タイトルや見出しなどに、画像やアイコンを使って装飾をすることで、書かれているコンテンツの属性を表現することができます。

下の画像を見て頂くと、これはタイトルだな。これはチェック項目の仲間だなと一目で分かるようになりますが、文章だけだとタイトルなのか上の文章の続きなのか、本文なのか一目ではなかなか判断がつきません。

 

見出しにリボンの画像をつけたサンプル

 

箇条書きの装飾のサンプル

4.写真や画像は全体のデザインの印象を大きく左右する

写真や画像は何でもいい…?

色々なジャンルのデザインがありますが

・キレイ系
・可愛い系
・かっこいい系
・真面目系
・怖い系
・ふざけている系

写真やイラスト画像のテイスト、クオリティはデザインする上でかなり重要な要素です。

例えば医療に関するの真面目な内容のコンテンツでも、AAAイラストや、現場猫のようなイラストが入っていたらコンテンツ自体、全く誰にも信用されません。かといって文章だけではなかなか興味を持って読んでもらうことはできません。

伝えたいことに合わせて、テイストやクオリティをコントロールする必要があります。

要素を詰め込みすぎない

ファッションや化粧品などのブランドページは写真だけでほとんど構成されていることが多く見受けられます。

もちろんブランドとしては伝えたいことがたくさんあると思うのですが、あまり詰め込みすぎると逆に伝わらないデザインになってしまいます。

写真や画像は詰め込みすぎず、本当に伝えたいことが伝わるものをシンプルに設置するのが良いでしょう。
 

以上がデザインにおいて写真や画像の役割になります。

理解度チェック

このレッスンの著者